ケアハウスで孤児たち ケアハウスの孤児たち
スポーツフエステバルで- 孤児たち スポーツフェスティバルでの
孤児たち
ケアハウスで食事を - とる孤児たち ケアハウスで食事を
とる孤児たち
ケアハウスでテレビを -見る孤児たち ケアハウスでテレビを
見る孤児たち
孤児のケアハウス支援活動

涼子の館 (子どもの夢の家)

ネパールで学校建設や教育支援を続けているNGO「アジア友好ネットワーク」(AFN、事務局・川西市)が今春、新たに孤児たちが暮らす施設を現地につくった。身よりのない子らに靴やかばん、衣服を送ってやりたいと、代表の石丸雄次郎さん(74)が「自宅に眠っている品はありませんか」と寄付を呼びかけている。(北村哲朗) AFNは1996年の設立からこれまでに、ネパールで23の学校を建設してきた。年に2回ほど行き来する石丸さんは、4年ほど前に路上生活をするストリートチルドレンなど身寄りのない子どもが集団で生活しているケアハウスの存在を知った。

 しかし、孤児院出身の青年らが運営するそのハウスは、家賃の滞納や家主の死亡で毎年のように場所を転々としていた。石丸さんは心を痛め、首都カトマンズに近い古都バクタプルに今年4月、鉄筋コンクリート4階建ての施設を完成させた。

建設費600万円余りは旧日本郵政公社の「国際ボランティア貯金」や、民間からの寄付金を充てた。定員50人の施設に現在、
5~17歳の30人余りが暮らす。

「夢みたい」「一生懸命勉強します」――。AFNには子どもたちからお礼の手紙が届いたが、その一つに石丸さんは目をとめた。
「私たちケアハウスの子にはきちんとした制服がありません。(かばんがなく)教科書は手に持って学校へ行きます」。13歳の男児が、つらい思いをしていることを淡々とつづっていた。孤児らは同じ学校に通う子らに比べて貧しく、添えられた絵からは、靴がなくて裸足で通学したり、昼食も満足にとれていなかったりする様子が伝わってきた。

石丸さんは「住まいは確保できたが、それだけでは不十分だと気づかされた」。今年のクリスマスまでに衣服などを送り届けられれば、と考えている。寄付の申し出や問い合わせは、石丸雄次郎さん(電話072・757・5578、〒666・0006川西市萩原台西2の157)へ。 

 

AFN

ケアハウスでテレビを -見る孤児たち出会いから6年で果たした約束
2010年4月、鉄筋コンクリート4階建ての建物が完成しました。「一生懸命勉強します。これからあなたのおかげでよく眠れます。よく勉強もできるし、遊びもできます。私たちはいつまでも忘れません。」「周りは畑もあるし、緑がいっぱいだよ」「この家ができたから冷たい風から守られています。暑い時太陽からも守られます。遊び場も大きいグランドがあります」(2010年4月)
4月に完成したケアハウス。食事の足しにと孤児たちは施設前に畑をつくった 4月に完成したケアハウス。食事の足しにと孤児たちは施設前に畑をつくった
ケアハウスでテレビを -見る孤児たち ネパールの男児から届いた手紙に添えられた絵。ケアハウスの子ども(右)は裸足で、教科書を手に持って通学。ほかの子(左)は靴をはき、かばんを背負っている